ダイコンを食べよう

ダイコンは荒れた胃を落ち着かせる効能があります。

のどの風邪にもとても効果的です。

ダイコンが胃に良いといわれているのは、大量のビタミンCと酵素が含まれており、消化と吸収を高めるからです。

胃液の分泌を高めて消化を促すことで、お通じもよくなります。食中毒や二日酔いのときもとても有効です。

また、粘膜の病気をいやす作用もあります。これは鉄分やマグネシウムを多く含んでいるからです。このおかげで、風邪や気管支炎などの咳止めやたんを切る効果を得ることができます。

ダイコンでいちばん注目してほしいのは「ジアスターゼ」という酵素です。これは消化を促すだけではなく、発がん性物質を抑える作用があります。焦げた魚にできる発がん物質を分解する酵素もあります。昔から焼き魚に大根おろしが添えられていますのは、この働きのためです。

健胃作用をもつ物質を多量に含んでいます。食中毒や二日酔いにも効果的です。

ダイコンの葉にもたくさんの薬効があります。カロチンやカルシウム、ビタミンCや食物繊維、どれもたっぷりと含まれています。

ダイコンの葉で作った青汁にも、がん細胞を増加させないという働きがあります。ダイコンはまるごと食べましょう。ダイコンは捨てるところのない野菜です。胃に優しい、肌にいい、呼吸器にいい。ジアスターゼは焼き魚のこげなどの発がん物質の抑制、ビタミンCは皮にたくさん含まれます。

皮ごとすりおろして食べましょう。時間が経つとビタミンCが破壊されます。食べる直前におろしましょう。切り干し大根はカルシウムが豊富です。保温効果も期待できます。ビタミンCの量は葉、皮、中心部の順で多く含まれます。乾燥した葉は湯船に入れると冷え性などに効きます。

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