「ごま」と人々の暮らし

大手メーカーから「ごま」の成分を使用したサプリなどが、販売されていますが、「ごま」は、あんな小さな1粒の中に、人間を元気にしてくれる栄養素がたっぷり詰まっているようなのです。たっぷりつまっていると言いましても、あの大きさですので、人間の栄養素として必要分摂取するには、1日に大量のゴマを食べ続けなくてはならないので、効率よくゴマの栄養分を摂取したいと考えるような場合は、サプリメントなどを有効に使うことも良い選択枠の1つであります。ゴマの栄養成分として注目されているのは、「抗酸化力」です。体内の活性酸素を徐行してくれる働きが、病気や老化のリスクを遠ざけてくれると言われています。最近の若者世代は、ごま和えやごま豆腐など、豊富に「ごま」を使用した「ごま料理」から離れているような気もしますが、「ごま」をすり鉢でする独特の良い香りは、他の食材にはみられない「ごま」特有の香りであります。日本では、縄文時代から「ごま」が、人々によって使用されていたようなのですが、「ごま」は食用とするだけではなく、灯油代わりになったり、香料として使用されたり、様々な用途が、様々な地域で人々と密接に存在していたようです。紀元前3000年のエジプトでも栽培されていたようですから驚きの食材です。