タンパク質とアミノ酸

タンパク質というのはどういった栄養素かというと、約20種類のアミノ酸からつくられているものであり、このアミノ酸が100〜1000、鎖状に結びついたものです。その結合の状態や、種類、配列、数によってタンパク質の種類が決まります。

タンパク質の働きというのは、筋肉や臓器などをつくったり、酵素やホルモン、免疫体などに合成されています。

ちなみにインスリンやエンドルフィンのホルモンを生理活性ペプチドというようですが、さまざまなアミノ酸がつながってできた分子のことをペプチドといいます。

アミノ酸が2分子結合したものがジペプチド、3分子結合がトリペプチド、これ以上で10個以下だとオリゴペプチド、さらに多くなるとポリペプチドと呼びます。

筋肉や内臓、毛髪や爪をつくるコラーゲン、ケラチン、代謝の役割がある消化酵素はペプシン、リパーゼなどがあります。