最近、自宅の周辺地域の中で「市民農園」などをレンタルされる人々の姿が増加されているようです。日本で市民農園の存在が知られるようになったのは、まだ歴史が浅いようで大正から昭和にかけての頃であるなどと書き記してある書籍などもあります。日々、雑踏のなかで仕事に追われる現代人の暮らしに、和やかなひとときを提供してくれる市民農園の存在は、地球上の生態系のあり方やスーパーなどで販売されている安定供給される食物へのありがたさなども教えてくれることから、現代人たちの学びの場ともなりはじめているのではないでしょうか。実際に、農園などで野菜づくりをはじめられた方々の体験談などを見ておりますと、野菜や植物を育てたりその実を収穫する楽しみとともに、農園としての土壌づくりに土を耕す喜びがあるなどといった声が寄せられているようです。また、そのような農園において、家族同士が協力合いながら、何かを目的をもって成し遂げるというような楽しみもあります。